どうも、林檎時計な管理人(@GadgetJP2012)です。今年も無事に新型Apple Watchを購入。
新型の登場で我がApple WatchもSeries 3、Series 6、SEの充実の3ラインナップとなりました。
その中でもお買い得な「廉価版モデル」とされるのが新しく登場したApple Watch SEと継続販売のApple Watch Sereis3。
ズバリ言いましょう。
あなたにおすすめのApple Watchは・・・
- 初めてのApple Watch、どれにしようかお悩みの方
- 少しでもお得にApple Watchを購入したい方
- Apple Watch各シリーズの違いを知りたい方 など
あなたが購入すべきApple Watchはズバリこれ
まずは結論から。
当サイトのおすすめはズバリApple Watch SEです。
理由は”今のApple Watch”を思う存分に体験することができるのがこのApple Watch SEだから。
以下、もう少し噛み砕いてお話してみます。
まず、大前提として
Apple Watch Series3 、Series 6 、そして、Apple Watch SE。それぞれにしっかりとおすすめできるポイントがあるからです。
当サイトのご提案はあくまでも「まだ悩んでいる、、」といったあなたに向けてのもの。
絶対に検討すべき3つの理由
より低価格のApple Watch Series3ではなくApple Watch SEをおすすめするのは次の3つの理由があるからです。
- 新旧Apple Watchの最大の壁
- 最新OSのサポート期間
- 意外と無視できないストレージの違い
これから1つずつお話していきますね。
ですが、その前にもう1点。
まずはそれぞれのApple Watchの価格も確認しておきましょう。
- Apple Watch SE : 29,800円〜
- Apple Watch Series3 : 19,800円〜
その差は1万円。
つまり、これからお伝えする3つの理由がこの1万円の差を埋めきることができるかどうか? で判断すれば良い、ということですね。
新旧Apple Watchの最大の壁
僕はApple Watch SEとSeries 3の違いをよりシンプルに表すとしたらこのようになると考えています。
Apple Watch SE:
”今のApple Watch”を充分なレベルで体験することができる
Apple Watch Series3:
”過去のApple Watch”で必要な基本機能を試すことができる
実のところ、Apple Watch Series3でも通知や返信、健康サポートなど多くにユーザーさんに必要とされている基本機能は一通りこなせます。
ですが、Apple Watch SEとSeries 3の間にはその”体験”に大いに影響を与える「ディスプレイ」という簡単には超えられない壁が存在しています。
Apple Watch のディスプレイの違いをわかりやすく説明するとしたらこんな感じ。
Apple Watch Series3 以前 : 古いディスプレイ
Apple Watch Series4&SE : 新しいディスプレイ
Apple Watch Series5&6 : 新しいディスプレイ&常時表示機能
新旧ディスプレイの主の違いは次の2点。
- サイズの拡大による視認性と操作性の向上
- より高機能なコンプリケーションと文字盤をサポート
特に重要なのが後者。コンプリケーションと文字盤の違いです。
コンプリケーションとは
文字盤に表示されるアプリなどのアイコンのこと。スケジュール、天気、メッセージ、ヘルスデータなど、それぞれの機能に応じた情報を表示する。ユーザーの目的に応じたコンプリケーションを設定できる。
「コンプリケーション」とはこういうのですね。
上記はすべて新しいディスプレイでのみ使用可能な”より高機能なコンプリケーションと文字盤”によるものです。
ちなみに人気の高いモジュラー系の文字盤を新旧で比較するとこのような感じに。
左が新しいディスプレイ、右が古いディスプレイに対応する文字盤です。
watchOS7で追加された新しい文字盤も多くが「新しいディスプレイ専用」のものになっています。
文字盤こそがApple Watchの顔と言えるもの。つまりはApple Watchの”体験”の多くを占めるもの。
そんな文字盤とその体験を余すことなく享受できるのがApple Watch SEであり、かなりのレベルで制限されてしまうのがApple Watch Series 3ということです。
”今のApple Watch”を体験したいなら選択すべきなのはApple Watch SEということになるでしょう。
- Apple Watch Series3 では使用できる文字盤に大きな制限が
最新OSのサポート期間
Apple Watchを長く使い続けるのなら最新OSのサポート状況についても考えておく必要があります。
例えば、僕の初Apple WatchであるApple Watch Series2。watchOS7ではそのサポート対象から外れています。
そして、次に最新OSのサポートから外れるのはApple Watch Series3です。
その点、Series3より2世代進んだチップを搭載するApple Watch SEはまだまだ安泰です。
- Apple Watch Series3の寿命は他のシリーズと比べると短命に
これが意外と無視できないスペック差
Apple Watch SEとSeries3の仕様をざっと比較したのがこちら。
SE | Series 3 | |
価格 | 29,800円(税別)〜 | 19,800円(税別)〜 |
ディスプレイ | LTPO OLED Retinaディスプレイ | OLED Retinaディスプレイ |
サイズ | 44mm/40mm | 42mm/38mm |
材質 | アルミニウム | アルミニウム |
チップ | S5(64ビットデュアルコアプロセッサ)/W3(Appleワイヤレスチップ) | S3(デュアルコアプロセッサ)/W2(Appleワイヤレスチップ) |
ストレージ | 32GB | 16GB(GPS+Cellulearモデル)/ 8GB(GPSモデル) |
通信 | Bluetooth 5.0/Wi-Fi 802.11b/g/n 2.4GHz | Bluetooth 4.2/Wi-Fi 802.11b/g/n 2.4GHz |
バッテリー | 最大18時間 | 最大18時間 |
その他 | 常時計測の高度計 | Siri/LTE対応/ワークアウト/ストリーミング再生 |
公称ではS5チップはS3チップの「最大2倍の速度差」が謳われています。
ただ、そもそもApple WatchにおいてS5チップの能力が最大限必要とされる状況はほとんどありません。
また、Bluetoothも世代が進んだことによって安定性は増したものの、体験という意味ではこれも誤差の範囲内。
実際のところ、カタログスペックほどの違いは感じません。
少なくとも通常の使用においてはApple Watch Series3でも満足できるレベルに仕上がっています。
それがストレージ容量。
Apple Watch SEが32GBの容量を誇るのに対し、Series3はその4分の1の8GBに留まっています。
こちらも通常時については特に困ることはありません。
ですが、OSのアップデートに際し容量不足に悩まされるケースが一部ではあれ発生しています。
当サイトでもOSのアップデートがある度に容量不足に悩まされるユーザーさんのアクセスが急増します。
Apple Watchをハードに使いたい、という方はこの点も頭に入れておくべきでしょう。
- Series 3ではそろそろストレージ容量が苦しいケースも
今、Apple Watch Series3をおすすめできる方
最安価格に設定されるApple Watch Series3。
ただ、現状では「安いから気軽にお試し」といったスタンスでおすすめするのは少々抵抗があります。
むしろ、当サイトとしてApple Watch Series3をおすすめできるのは上記を理解した上で明確な目的をもって購入できる方でしょう。
例えば
といったような方たちです。
- 今のApple Watch Series 3を明確な目的をもって購入できる方
まとめ:それでも価格重視は正しいです
ということで、当サイトの結論はこのように。
再度、理由をまとめると
- Apple Watch Series3では使用できる文字盤に大きな制限
- Apple Watch Series3の寿命は他のシリーズと比べ短命に
- Series3ではそろそろストレージ容量が苦しいケースも
この3つの理由は充分に1万円の価格差を覆すものになるでしょう。
ですが、それでも価格重視でApple Watchを選択するのは間違いではないと思います。
僕自身はすっかりApple Watchにはまっています。なので、今回も新たに上位版であるSeries6を購入しました。(最安モデルですけどね)
ただ、多くの方にとってはSeries6ではなく、よりリーズナブルなApple Watch SEをこそ選ぶことをおすすめしたいです。
その理由もいくつかあります。
- 近い将来「もっと新しいディスプレイ」を搭載したApple Watchが登場すると確信しているから
- その差額でAirPodsなどに投資したほうが幸せになれるから
- バッテリーや充電スタンド、おしゃれなバンドなどにも投資してしては?
- 常時表示は便利だけどバッテリーライフとトレードオフ
- 血中酸素濃度の計測機能、今すぐ欲しいと思ってました?
- Apple Watchは2台運用が快適だから。来年以降のさらなる新型に向け資金を準備しておきましょう
などなど。
特にApple Watchは今回が初めてという方には「まずはApple Watch SEから♪」と重ねてお伝えしておきます。
あわせて今回初めてApple Watchを手にされるという方は以下のページもチェックしてみてください。
Apple Watchの操作方法やおすすめのアプリ、アクセサリー。そして、管理人にApple Watch活用事例など。
Apple Watchを手にしたあなたが最初に読んでおくべき10の記事をまとめています。
ありがとうございました!
コメント