watchOS 6で追加されたApple Watchの新しい文字盤を紹介します。
文字盤はApple Watchのすべての機能の入り口ともなるもの。
目的や用途、使用環境、そしてお好みのデザインなど。
あなたのお気に入りの文字盤が1つでも見つかれば。そのお役に立てるとうれしいです。
これが新しい文字盤です!
今回追加された文字盤は全部で7種類。
「数字・デュオ」「数字・モノ」の2つ以外はすべてApple Watch Series4以降が対応機種となっています。それだけにそれぞれがグラフィカルに富んだデザインに仕上がっています。
また、デザイン、機能性ともにそれぞれがはっきりと独自の方向性を示していることがわかります。
それではwatchOS6で追加となったApple Watchの新文字盤、順番にチェックしていきましょう。
メリディアン
管理人@林檎時計のメイン文字盤の1つ「インフォグラフ」から四隅のコンプリケーションを省略したようなデザインです。実際、インフォグラフと比較されることも多いかもしれません。
表示できるコンプリケーションの数はインフォグラフの9個に対してメリディアンは4個と大きな差があります。情報量の多さこそがインフォグラフの最大のメリット。そのように考える管理人からするとこのメリディアンは少々物足りないようにも。
また、情報が中央に集中しているせいか、インフォグラグと比べてもなぜか狭苦しく感じてしまいます。
逆に「インフォグラフのデザインは好みであるも情報量が多すぎる」といったような方にとっては良い選択肢になるかもしれません。
概要 | 画面全体に広がる文字盤の中心に表示される4つのサブダイアルが目を引く新しいデザインの文字盤です。 |
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コンプリケーション数 | 4 |
対応機種 | Apple Watch Series4以降/SE |
その他 | ダイヤルのカラーはブラック/ホワイトの2色 |
カリフォルニア
ロレックスを彷彿とさせるカリフォルニアダイアルをデザインした文字盤です。デザインを「円形」に変更することでコンプリケーションを四隅に表示することもできます。(合計5個のコンプリケーション)
環境によらずに使いやすいデザインと一定以上の情報量(コンプリケーション数)。
今回の新文字盤の中ではお気に入り度の高いものの1つです。
デザイン重視で「フルスクリーン」にするか、情報量重視で「円形」にするか、迷いどころではありますね。
概要 | ローマ数字、アラビア数字、バーインデックス、▼マークの組み合わせで描かれるいわゆる「カリフォルニアダイアル」(ユニークダイアル)をデザインした文字盤。 |
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コンプリケーション数 | 2(フルスクリーン)/5(円形) |
対応機種 | Apple Watch Series4以降/SE |
その他 | アラビア・インド数字、デーバナーガリー数字も選択可能 |
「カリフォルニア」のおすすめのカスタマイズ&コンプリケーションは? こちらのページで徹底検証しています。
モジュラーコンパクト
管理人@林檎時計の2つ目のメイン文字盤「インフォグラグモジュラー」のコンパクト版とも言えるデザインです。
断然、左側の「アナログ」ダイヤルの方が好みですね。
見た目のインパクトの割に情報量は少なめですが、特定の目的に特化した文字盤を作るのにはかえって最適なのかもしれません。このあたりは引き続き試行錯誤していきたいと思います。
現状、インフォグラグモジュラーに取って代わるものではありませんが、可能性を感じている文字盤でもあります。
概要 | 「インフォグラフモジュラー」をよりシンプルにしたデザイン。ダイヤルに加え3つのコンプリケーションが設定可能。 |
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コンプリケーション数 | 3 |
対応機種 | Apple Watch Series4以降/SE |
その他 | ダイヤルのデザインはアナログ/デジタルの2種 |
コンプリケーションの配置を中心に「モジュラーコンパクト」の活用法を検証してみました。よかったらチェックしてみてください。
ソーラーダイヤル
古から伝わる太陽を使って時間を図る方法を受け継ぐのがこのソーラーダイヤル。機能的な部分はともかくとしてデザイン的にはかなりお気に入りな文字盤です。
コンプリケーションは四隅に表示。Apple Watch Series4発売の際に登場した「インフォグラフ」から始まるこのデザイン。今回追加された文字盤ではこのタイプの配置が目立ちます。
設定するコンプリケーションには少しこだわってみたいですね。時間や天候、体調などを情報を表示するようなコンプリケーションなどでそろえてみましょうか。
概要 | 太陽の動きを追跡する24時間の円形ダイヤルとその反対に位置するアナログ/デジタルのダイヤルで構成された文字盤。太陽の位置や高度、現在地の空の色なども視覚的に表現します。 |
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コンプリケーション数 | 4 |
対応機種 | Apple Watch Series4以降/SE |
その他 | ダイヤルのデザインはアナログ/デジタルの2種 |
グラデーション
針の動きに合わせてグラデーションが変化していくデザイン性の高い文字盤ですね。ついつい秒針の動きを追いかけてしまいます。
実際に使用するなら、「フルスクリーン」を選択するんじゃないかなと思います。フルスクリーンではコンプリケーションを設定することはできません。ですが、情報量や機能性よりもデザインを優先したい時の文字盤なんじゃないかなと。
概要 | 時間とともにグラデーションが変化する美しいデザインの文字盤。「円形」デザインではコンプリケーションも設定可能です。 |
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コンプリケーション数 | 0(フルスクリーン)/5(円形) |
対応機種 | Apple Watch Series4以降/SE |
その他 | 3種類のスタイル/2種類のダイヤルデザイン |
数字・デュオ / 数字・モノ
こちらの文字盤は2つまとめてご紹介。どちらもおしゃれな特大サイズの数字が目を引くデザインですね。
なんとなく、「NIKEモデル」の専用文字盤が思い起こされるデザインかも。そのせいもあってか、見た目のインパクトの割には目新しさは感じなかったかもしれません。
概要 | Apple Watch用に特別にデザインされたフォントで特大サイズの数字を表示する文字盤。 |
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コンプリケーション数 | 0 |
対応機種 | – |
その他 | デュオは3種類、モノは4種類の数字デザイン |
【総評】watchOS 6の新しい文字盤
watchOS 6から追加された7つの新しい文字盤。お好みのものは見つかりましたでしょうか?
林檎時計な管理人(@GadgetJP2012)としては
デザイン的には「カリフォルニア」「ソーラーダイヤル」
機能的には「モジュラーコンパクト」
この3つの文字盤が気に入っています。
とはいえ、僕がApple Watchの文字盤にもとめているのは機能性と情報量(設定できるコンプリケーションの数)。
そういった意味では現在使用中の3つのメイン文字盤(インフォグラフ・インフォグラフモジュラー・アクティビティデジタル)。これらに入れ替わるとまではいきません。
ですが、新しい文字盤の追加で用途や環境、お好みなどよりApple Watchの使い勝手の幅が広がったのは確かです。
今度はどんな文字盤が登場してくるのか? 今から楽しみでもありますね。
「Apple Watchの文字盤」関連情報
Apple Watchはこの文字盤の設定1つでその可能性が大きく広がります!
管理人おすすめ!の3つの文字盤とコンプリケーションは以下の記事にまとめています。
文字盤のカスタマイズ方法や使い方などを知りたい方はこちらに詳しく書いていますので参考にしてみてください。
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