新しいApple Watch、まもなく登場!

【雑感】Apple Watch「常時表示ディスプレイ」の本当のところ。Serie5 の10日目レビュー

当ページにはプロモーションが含まれています。

今日から10月。つまり、林檎時計な管理人(@GadgetJP2012)がApple Watch Series5を手にしてから早くも10日経ったということです。

今回はそんな「10日目のApple Watch Series5のある生活」の感想を。

中でもSerie5の目玉機能の1つ「ディスプレイの常時表示機能」をスポットに、本音の部分を思いつくままに書き綴ってみます。

  • 常時表示ディスプレイの良い点、悪い点
  • 管理人は「常時表示機能」を使い続けるの?
  • Series4からの買い替えるだけの価値はある?

先に結論を言っておくと、

色々あるけど、やっぱりApple Watchの常時表示は良いものです。

それではよろしくお願いします。

目次

Apple Watch「常時表示機能」について

Apple Watch Seiries5 の感想をというと、それはもうこの「常時表示ディスプレイ」に尽きるわけです。基本、それ以外はほぼApple Watch Series4 と同じなので。

もちろん、同じく新機能である「コンパス」なんかも便利です。この10日間だけでもすでに何度かその便利さは体感していますので。とは言え、「コンパス」が役立つシチュエーションはなんだかんだ限定的なんですよね。

やはり、Series5を語るならまずは「常時」ともにすることになるこの常時表示機能についてになるわけです。

常時表示デスプレイの良いところ

良い点

まずは良かった点から。これがほぼイコールApple Watch Series5を購入して良かった点になると思って頂いて問題ありません。

その1)快適!

快適です! もうこれにつきます。

実のところ、Series4を使っていた当時はそこまでこのディスプレイの常時表示への必要性は感じていませんでした。

「もちろん、あるならあるで良いんだろうけど、無くても別に。それならバッテリー持続時間を伸ばしてくれたほうが・・・」

っていうのが率直な意見。

実際、Apple WatchもSeries4になった頃にはそのレスポンスもかなり向上しています。腕を上げApple Watchをのぞき込めば、一瞬にして画面が点灯し「時計」を確認することができるのです。

ほんの一瞬です。さほど待たされたと感じることはありません。Series4があればこれで充分。

ただ、どれだけそのレスポンスが向上したとしても、「のぞき込む」という動作は必要なんですね。あくまでも、そこからが一瞬なだけで。

そして、この「のぞき込む」という動作をショートカットできること

これが何よりも快適だったわけです。

例えば、仕事中、作業中にふと時間が気になったとき。テレビを観てくつろいでいるとき。そして、知人との食事中。

今までは時間を確認するためにはわざわざ腕を上げ、Apple Watchの画面をのぞき込むという動作が必要だったんですね。これがなかなかに煩わしい。特に対面に人がいるときなんかは要らぬ気も使わなければならないわけです。

そういったストレスからの開放です。

もうその要らぬ動作は不要です。ただ、一瞬だけそっと視線を下に向ければ良い。それで目的は達成できます。ストレスフリー。

普段から腕時計をしている人たちにとっては当たり前のことなのかもしれません。が、いつしか腕から時計が消えて久しい僕にとっては、この当たり前のことにこそに快適を感じるわけです。素敵。

今ではApple Watch Series4で時間を確認しようと思うと、なんというかギョッとなることが多いです。あの時の充分は実は充分ではなかったのです。

その2)懸念していたことがすべて対策されていた

Apple Watch Series5 が手元に届くまではこの「常時表示」については期待半分、そして、不安半分といった状態でした。

バッテリー持続時間は本当に大丈夫なのか?
画面を点灯させたくないときってどうするの?
自分のプライバシーが垂れ流されないのか?

ディスプレイが常時表示されるようになることに対してはこういった不安も感じていました。

ですが、これらの不安はすべてがもう対策済みのものだったんです。さすが我が相棒、さすがApple Watchです。

バッテリー持続時間

一番気になるのがここですよね。Apple Watchの最大の弱点こそがこのバッテリーだと考えていたのでなおさらです。

が、これについては「常時表示」時のリフレッシュレートと明度の低減によってしっかりと対策されていました。これは「常時表示Retinaディスプレイ」と新しくなった「S5チップ」によるものですね。

ただし、「常時表示機能をオフにした状態」と比べると、(つまりSeries4と比べても)持続時間は短くはなっています。常時表示使用時のバッテリー持ちは、これまでは「公称18時間」以上持っていたのに対して「公称18時間」通りの持ち、といった感じになっています。

とは言え、通常の使用ならこれまでどおりの感覚で使っていくことができるでしょう。

点灯させたくない時は?

例えば、映画や舞台を観ているときなど、Apple Watchの画面を点灯させたくない時ってありますよね?

その点の対策もバッチリです。

わざわざ設定をこねくり回さなくても、コントロールパネルからワンタップで一時的に常時表示機能をオフにすることが可能です。(シアターモード)

プライバシーの垂れ流し?

画面が常に表示されているってことは、他人に自分のプライバシーが丸見えなのでは? なんて懸念もありました。

が、この点もApple Watchは先回りで対策してくれています。

それが「機密コンプリケーションを非表示」という機能です。この機能をオフにすることで、画面上に表示されるプライバシーに関わるデータを常時表示中は非表示にすることができます。

ただ、サードパーティー製のアプリなど、ごく一部に未対応なものもあるのでその点は注意が必要です。

その3)いろんな文字盤が楽しめるように

これはいざ使い始めてから感じたメリット。常時表示機能のおかげで今まで使うことのなかったような文字盤にも目が向くようになりました。

これまでは僕がApple Watch(とその文字盤)に求めていたのは「情報量」一辺倒でした。コンプリケーション数こそがパワーです。

メイン文字盤

管理人のメイン文字盤

が、今はそれだけでなく常時表示状態での見栄えも重要。例えば、今回新しく追加された文字盤で言えば、「カリフォルニア」や「ソーラダイヤル」あたりは常時表示状態で明度が落ちていても結構良い感じ。

「カリフォルニア」と「ソーラーダイヤル」

「カリフォルニア」と「ソーラーダイヤル」

あるいは、今までなら一切触れることの無かったコンプリケーション非対応の文字盤など。

数字・デュオ

「数字・デュオ」

例えば、外出時のプライバシー漏れが気になるのなら、逆にこういうのも選択肢に入るよね、といった話です。

シチュエーション毎の文字盤の使い分け。今までは機能的な部分での使い分けオンリーでしたが、その選択肢の幅がデザインやその他の要素にまで広がってきました。

そして、そういうあれこれの模索なんかは結構楽しかったりもするわけです。まあ、最初だけかもしれませんがw

常時表示デスプレイのイマイチなところ

不満な点

これ、書こうとして手が止まってしまいました。いえ、悪いところがまったくないというわけではなく、もうそれは上記の良いところで一通り書いてしまったな、と。

常時表示のデメリットは現状、良い点の裏返しであったり、あともう一歩改善の余地がある点であったりそんな感じです。

バッテリー持続時間

確かにこれまでのSeries4と比べると短くなっているのは確か。ですが、引き続き「Apple Watchの2台体制」で回していきますので特に問題になることはなさそうです。

1台のみの方であっても、僕のように「24時間身につけたい!」なんて方でなければさほど問題はないのでは? もちろん、毎日充電は必要ですが、それは今までもそうなので。

プライバシー

上記の通り、対策はされていますが完全ではありません。ただ、現状ですらかなり限られたものです。そして、ソフト的にも充分対応できるものでしょう。対応してくれるのかどうかは未知数ですが。

使い勝手が変わることへの対応

文字盤の幅が広がった。これは基本、楽しかったので良し、なのですが。ただ、これが忙しい最中だったらちょっと反応が変わったかもしれませんね。

もちろん、常時表示機能をオフにすれば良いんでしょうが、それだとApple Watch Series5を新たに購入する意味がありません。

あれ?操作できない!?

あともう1点。Apple Watch Series5に乗り換えてからしばらく、「あれ?操作できない!?動かない?」なんてケースが何度かありました。

操作できない!?

「あれ!?動かない?」

というのも、Apple Watchの常時表示状態(明度が下がった状態)では基本、スワイプなどの操作は受け付けてくれません。画面が表示されているように見えるのに操作できない。

常時表示状態から何かしらの操作をするためには、腕を上げるか、画面をタップするかして、一度画面を「完全表示状態」にする必要があります。この操作自体はSeries4以前と変わらないのですが、変に画面になにかしら表示されているだけに最初はちょっとした戸惑いも。

【結論】結局「常時表示」機能は使い続けるのか?

もちろん、使い続けます! いくらかのデメリットはありますがそれを楽勝で凌駕するくらいには快適なので。

ただ、同時にこのApple Watch Series5 もまだ「完成形」には届かないな、と。

あくまでも、これは僕の用途にとっての「完成形」という話。ですが、それにもまだもう少しだけ届かない感じ。

例えば、プライバシー問題なんかはソフトレベルで充分対応できるでしょう。ですが、バッテリーに関してはなかなかそうもいかないはず。

なら、来年の登場が噂されている「Apple Watch Series6」。

「MicroLEDディスプレイ」搭載モデルによる大幅なバッテリー持続時間の向上を期待しておく、というのも少なくともSeries4ユーザーさんにとってはありな選択でしょう。もちろん、現段階ではそれも噂にしか過ぎませんが。

僕も来年、また購入するんだろうな・・、といった感じです。

ただ、今までのApple Watchの中でも最高のものになったそれがSeries5であることは確かです。Series4のときもそうだったのと同じように。

なので、Series4ユーザーさんには必ずしも買い替えはおすすめしませんが、Sries3以前のユーザーさんにとっては、

「今のそのApple Watchよりは結構良いものなんですよ♪」

とはお伝えしておきたいと思います。

そして、「Apple Watchの2台体制」は本当に快適です♪ と重ねてお伝えしておきましょう。

僕にとってのApple Watch Series5、まだまだ完璧ではないですが「今のところ最高♪」な相棒です。

Apple Watch Series5に搭載された「常時表示」機能の解説や使い方についてはこちらページでチェックしてください。

あわせて読みたい
常時表示機能の使い方と設定方法(Series5以降に対応) Apple Watch Series5の登場で、ついに待望のディスプレイの常時表示が実現することに。 今回は「常時表示機能」(常にオン)の使い方や設定方法について解説しています...

常時表示機能をより活かすためには「文字盤」との相性も考慮する必要があるでしょう。「watchOS 6」で使えるようになった新しい文字盤はこちらから。

あわせて読みたい
【watchOS 6】新しい7つの文字盤をレビュー。おすすめはこれ! watchOS 6で追加されたApple Watchの新しい文字盤を紹介します。 文字盤はApple Watchのすべての機能の入り口ともなるもの。 目的や用途、使用環境、そしてお好みのデザ...

 

シェア嬉しいです!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次