林檎時計な管理人(@GadgetJP2012)です。
今回は発売開始より1年近く使い続けてきた「Apple Watch Series 4」のバッテリー持ちの検証結果をまとめます。
Apple Watch最大の弱点は「バッテリー」!?
毎日の生活において、もはや欠かすことのできないアイテムとなったのが我が愛しの林檎時計(Apple Watch)です。
特にSeries4を入手し、Series2との「2台体制」に入って以降はさらに快適になりました! 悩みのタネでもあったバッテリー持ちを一切気にする必要がなくなったんですね。
が、これも裏を返せば、それだけこの「Apple Watchのバッテリーの弱さ」が快適さの足を引っ張っていたんだな、と・・・。Apple Watchの最大の弱点がこのバッテリーの弱さにあると再確認した次第です。
実際、このApple Watchの貧弱なバッテリー(の噂や実体験)については、気にされている方も少なくはないんじゃないでしょうか?
前述の通り、この1年ほどはバッテリーの悩みからは完全に、といったも良いくらいのレベルで開放されたわけです。が、そろそろ「新機種(Series5 ?)」の噂も聞こえてきましたし(新しいのを購入する理由、そろそろ探しておきたいところ)。
あるいは、最近はこのブログを始めたせいもあってか、「あれ、意外とバッテリー減ってるんじゃ?」なんて機会も増えてきたようにも思います。
ということで、今回は管理人の1日とApple Watchのバッテリー状況を追体験してもらう流れで、実際の「バッテリー持ちはどうなのか?」といったところを検証してみたいと思います。
よろしくお願いします!
管理人のApple Watchの使用状況と検証環境
検証を行う簡単に管理人のApple Watchの使用状況などをまとめておきます。
使用状況
- 日中 Series4を使用
- 就寝中 Series2を使用
- 端末入れ替え時に充電。中途の充電は行わず。
- 入浴やシャワー時以外はほぼ身につけた状態。
主な使用目的
- ワークアウト、ヘルスケア関連のログ
- 睡眠ログと目覚まし
- 「たすくま」(タスクシュート)でのデイリーのタスク進捗管理
今回の検証に使用する端末と条件
- 「Apple Watch Series4」 GPSモデル 40mm アルミニウムケース
- 特別なバッテリー持ち対策は行わず
- 普段の使用状況を極力再現する
※ただし、画面のキャプチャ撮影などはやや多め
こんな感じですね。
それではApple Watchのバッテリー持ち検証、スタートです!
起床 「Series2」から「Series4」へ切り替え
おは林檎です。今朝の起床時間「6時15分」。ベッドの片付けを済ませ、Apple Watchの付け替えを行います。
当然、Series4のバッテリーは「100%」のMAX状態。
ちなみに、iPhoneとペアリングするApple Watchは、こちらで特に操作などは行う必要なく自動で切り替わってくれます。なかなか便利。
天気や睡眠状況、予定などの確認をさっくりと済ませると、今日の再び「林檎時計な生活」が始まります。
朝のワークアウトへ出発
朝食を済ませ、朝のワークアウトに出かけます。今日は空模様がやや怪しめ。軽めのウォーキングで済ませることにします。
出発時。バッテリーは「100%」のまま。減っててもたいてい「99%・98%」くらいですね。誤差の範囲です。
23分のウォーキングを実施。バッテリー表示は「100% ⇒ 93%」。7%の消費。ワークアウトを実施すると減りが一気に早まります。
さすがにこの時間はまだまだ余裕ですが。
午前のお仕事終了 〜 昼休み
午前の仕事をサクサク(?)とこなし、お昼休みに突入です。
5時間ほどで「93% ⇒ 73%」に。20%の消費ですね。
特に大きな動きがなければ「1時間あたり4%の消費」なんて、かなりざっくりとした目処をつけてみます。
昼のワークアウト
昼食後、少し休憩したあとに再びのワークアウトです。この時間帯はいつも軽めのウォーキングのみ。
開始時のキャプチャは撮り忘れ・・・。開始3分でこれくらい。
20分のウォーキングを実施。6%から7%ほどの消費ですね。朝とほとんど同じです。
ワークアウト後、シャワーを浴びて少し仮眠を。
今日はやや押し気味なので普段より短めの10分間の「パワーナップ」タイムです。もうちょっと寝たいよね・・・。
こんな感じ。少しバッテリー残量が気になって来る時間帯?
切り替えて午後からもお仕事がんばりましょう♪
今日の仕事は無事終了 〜 ディナータイムへ
今日もお仕事、お疲れさまでした! そろそろ晩ごはんですね。
約5時間で「58% ⇒ 40%」に。18%の消費です。
やはり「1時間あたり4%の消費」位が目安になるのかな、とざっくり再確認。
夜のワークアウト
夕食、食後の休憩を経て夜のワークアウトの時間です。ここでも1時間でざっと「4%の消費」って感じではありますね。
まずは「HIITラン(4分間)」を経ての・・
30分弱のウォーキング。
開始前後で「36% ⇒ 24%」で12%のバッテリー消費。ワークアウトを行うと一気にバッテリー残量の減少が進みます。
バッテリー残量 10%のアラート
帰宅後、のんびり入浴で汗を流し、そのままゆっくりとした時間を過ごします。
と、22時38分。「バッテリー残量 10%」のアラート通知が。
1日3回のワークアウトだと、これくらいの時間帯が「Series4」から「Serie2」への付替えのタイミングって感じですね。
が、今日は付け替えや「省電力モード」への移行は行わず、そのまま就寝まで過ごすことにしてみます。
で、そろそろ眠たくなってきましたので・・・。
今日の「Serie4」の出番はここまでです。ベッドでは「Serie2」と過ごします。
1日お疲れさまでした!
(追記)翌日は悪天候などのため「ワークアウト×1回」しかこなせませんでした。その際のバッテリー残量は以下のような感じに。
この時間でもかなり余裕があります。ワークアウト時のバッテリー消費の大きさがよくわかってもらえるのではないでしょうか?
Apple Watchのバッテリー持ち 検証まとめ
約1年(もう少し正確には11ヶ月といったところ)毎日使い続けてきた「Apple Watch Series4」のバッテリー状況はこんな感じです。
- 開始 6:24 100%
- 終了 23:59 8%
- 使用時間 17時間35分
- バッテリー消費 92%
- ワークアウト実施回数 3回
(ウォーキング 約73分・HIITラン 4分)
安静時(?)のバッテリー消費、ざっくりとですが「1時間あたり4%」程度。これもそれなりには参考になる数値になるかもしれません。
検証してみての感想は?
確かに購入初期と比べると、いくぶん減りが早くなってきたような気もしますが、まあ、普通に使えるよね、というのが今回の感想ですね。
少なくとも「2台体制での運用」ということなら、この様な日常通りの生活での使用においてはバッテリー残量の心配はほぼ不要というのは再確認できたと思います。
「ワークアウトでは使わない。睡眠中は充電する。」といった使い方なら1台運用でも、日中は特に気にすることなく使用できるんじゃないでしょうか。もちろん「毎日充電は必須」ですが。
バッテリー持ちに関して注意しておきたい点
逆に、
「睡眠のログを取りたい」「毎朝、優しくApple Watchに起こされたい」
なんて方だと「日中、どのタイミングで充電するべきか?」に頭を悩ませることになるかもしれません。
あと、フルマラソンなんかは当然として、日中ハードな運動を行う方や長時間のワークアウトや登山なんかもそうですね。そういった使用を想定している方はApple Watch(のバッテリー)との付合い方には充分な対策が必要になりそうです。
で、この「充電のタイミング」。これが積もり積もって、決して小さくないストレスにもなるんですよね。
2020年には「MicroLEDディスプレイ」モデルのApple Watchが登場する、なんて噂もあります。
それが実現すれば、バッテリー持続時間の向上なんかにもかなり期待ができるのではないでしょうか。
ですが、まだしばらくは「バッテリーと上手に付き合う」、そんな「林檎時計のある生活」が必要になってくるのかもしれません。
とりあえずは、今月に登場が噂される「Apple Watch Series5(?)」。その出来栄えに期待しておきたいと思います。
もちろん、新しいApple Watchが届いた際にはあらためて「バッテリー持ちの検証」を行いたいと思います。
「Apple Watch Series5」のバッテリー検証はこちら
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